教室員の風景

2010年5月

産婦人科診療に身を投じて、早ン年の月日が流れました。滋賀医科大学産科学婦人科学講座(女性診療科)の樽本です。  喜多医師をフラワーアレンジメントの教室に誘ったのは、私です。夕方のミーティング終了後、そそくさと帰った私が、嬉々として机にお花を飾っているのを見て、「やってみようかな‥‥」。まさかこんなにハマってしまわはるとは思いませんでした。産婦人科医師として大先輩の先生と、「このアレンジのポイントは、、、お花の名前は、、、」気軽におしゃべりしながら、美しい花とふれあう時間を楽しんでいます。  産婦人科医師の勤務は過酷で‥と思われているかもしれませんが、趣味を楽しむ時間もあるんですよ。  自分自身が心身ともにベストの状態であってこそ、患者さんにベストの医療を提供することができると思うのです。患者さんに笑顔で接することができるのも、自分が健康であってこそ。仕事を頑張ったら、趣味の時間でリフレッシュ。最近は、ロールケーキと蒸しパンにハマっています。  夕食が済んで一息ついたら、自分の時間。『夜中にジャムを煮る』じゃないけれど、ボウルや泡立て器を出してきて、お菓子を作り始めます。しんとした夜の時間、オーブンからケーキの焼ける甘〜い香りが部屋中に漂ってくると、それだけで幸せな気分になります。ケーキを食べてくれる誰かの顔を思い浮かべて、幸せな気分で眠りについたら、明日はまたガンバロウ。  さあ、今夜は何を作ろうかな。