教室員の風景

2011年10月

はじめまして。滋賀医大を平成17年に卒業した高橋顕雅(あきまさ)と申します。早いもので医師免許をいただいてから6年経過しました。親が知恵を絞って考えてくれた名前ですが、あまりちゃんと読んでもらえないのが小さい頃からの悩みです。
新医師臨床研修の2期生になります。産婦人科医師不足の昨今、当病院は正面からあおりを食らって入局者がいない時期でしたので、4年半という長期にわたって大学に勤務して、1年半という短い期間で市中病院研修の後、今年より大学院に進学しました。はじめの半年は研究に従事するという約束のもと、だれもいない研究室で「実験医学別冊」という愛読書をもとに自己流の研究を続けていた次第です。もちろんほとんどが失敗でうまくいっても実験のデザインが悪くて結果が出ないという6ヶ月でした。それもそのはずで、当研究室で研究するのはなんと6年ぶり!で、つきっきりで教えてくれる人もいなければ、使う機械も当然6年ぶりの稼働ですべて故障してしまい研究以前の課題も多数ありました。そして10月から四苦八苦した研究は置いといて、臨床現場に復帰することとなりました。大学の臨床は合併症の宝庫であり、いまからドキドキしています。
さて、恒例ですので趣味について書きたいと思います。基本的に飽き性で長続きはしないタイプですが、小さいときから野球だけは継続して今でも続けています。物心ついたときには近所の同年代の人と野球に興じていたのを覚えています。また、父親ともよくキャッチボールをしたのも覚えています。気がつくとずっとピッチャーをしていて、今に至ります。中高はけがに泣かされていい思い出はありませんが、大学の6年間は非常に楽しい思い出です。医者になってからも草野球ですが、行きつけの美容師さんに誘われたり、前任地の同僚に誘われたりで月に1、2回は野球にいそしんでいます。写真の3点セットは医者になってから購入したもので、めったに買い物なんかしないのに買ってしまった高価なものです。スパイクを買うときには店員さんに「人生最後のスパイクですから」と何度も言われ、いろいろ特別仕様にしてしまいました(見た目は一緒ですけど・・・)。今後の野球人生としてはこのグローブを使って、息子と一緒にキャッチボールをすることです。野球はしないにしてもキャッチボールができるぐらいにするのが、親のつとめと思っています。
文章を読み返してみるとあっちゃこっちゃに話が飛んで読みにくい文章になっていますが、小さい頃から国語は苦手で、気も多い方なので許してください。思ったことが文章にできないので、気持ちは伝わりにくいと思いますが、案外しゃべってみるといい奴かもしれないので声をかけて下さい。