教室員の風景

2011年2月

平成5年に滋賀医科大学産婦人科に入局しました井上貴至です。早いもので産婦人科医になって19年目です。昨年5月に大学に戻ってきました。リニューアルされた病棟で二回目の産科の病棟医長を5か月ですが務めました。前回は平成15年に一年間産科、婦人科両方の病棟医長を務めさせてもらいましたがさすがに今回は辛かった。なんせ年なもんで・・・。しのびよる老いには抗えません。今は減った体重は元に戻り、すこぶる快調になっております。若干余裕ができたので年末にラジコンでも買ってゆっくり作ろうか、ということでマークIIを購入しました。毎日外来、病棟で数多の女性とお話しすると夕方は無口に・・・、物言わぬ機械ものをいじるとなんとなく気が落ち着くということで、専門医をとったころから中学時代に遊んだラジコンを再度やってみようが始まりでした。中学生のころは、当時は高価でしたので親に拝み倒してやっとこさ買ってもらって大事に大事に作って、走らせていました。ポルシェ930でしたが懐かしい・・・。二十年ぶりに再開したときに買ったのはいつかは乗ってみたいメルセデスベンツ、さらにバギーカーを買って当時幼かった息子たちと遊んでいました。車では飽き足りずヘリコプターにも挑戦したこともあります(今では部屋の片隅で埃をかぶっていますが・・・)。和歌山の新宮ご存知ですか?三重と和歌山の県境ですが、そこで勤務していたころはたまたまヘリコプターをやっている方が何人かおられひょんなことから仲間に加えてもらって飛ばしていました。ヘリコプターの操縦は難しく一人で遊ぶものではない危険なホビーです。ホバリング(空中でじっと静止させる)できるまで結構な練習をしました。仲間には3D飛行できる方もおられ、“かっこいいなー“と子供じみた思いをしていずれは挑戦したかったのですが転勤のためやむなく断念、そのまま愛機は部屋の片隅へと・・・。3D飛行とは、超音波で立体的に画像を見せるのを3Dや4Dといいますがヘリコプターでは背面、つまりひっくり返ったり、機体が垂直になったりするフリップなどまあ華やかな技ですが、実機では絶対無理なことをしちゃうんですね。そういや当時、辺鄙なところでしたのでヘリコプター(実機です)で母体搬送したことがありました。生まれて初めて乗りましたが車で3時間が30分で到着、早いですね(当たり前か)。搬送後ラジコンヘリもって興奮冷めやらぬまま飛ばしに行きました。燃料切れで落ちましたが・・・(実機で落ちたら大変!!)。ここ最近はまた車のラジコンで遊んでいます。何年か前からラジドリが流行っていまして、ドリフトですね。カウンターをあてるとかなんとかの。あと電飾、ボディーにLEDライトをつけて目立つんですが。100均で自転車の防犯ライトを買ってきて中の基盤を取出し点滅させたりするわけですね。半田コテもって配線してなかなか楽しいもんです。写真は愛車のエスティマTでまったく一緒のボディを作ろうということで作ってみました。あとはS15シルビア、R34GTRです。時速30~40キロは出ます。実車なら1/10スケールですので単純に300~400キロですね。これを今は定円走行(ある一点を中心に回るんですが、まっすぐ走らせるんじゃなくて)などしていちびってます。冒頭のマークIIですが、何色にしようか、LEDは何個つけようかなど考えるとわくわくするんですが組み立て図を見ると目がしょぼしょぼしてめげるんですなー。年は取りたくない・・・いまだに箱に入ったままです。