教室員の風景

2012年3月

後期研修医3年目の小沼絢子と申します。2012年1月から滋賀医科大学産婦人科病棟で働かせていただいてます。研修医2年目で出産、育児休暇を取得し、やっと初期研修が終わったのが2011年12月、当然産婦人科医としてはまだまだ素人同然です。先輩方、同期、後輩に支えられて日々過ごしています。
私はポリクリで産婦人科をまわったときから滋賀医大の産婦人科に入局しようと決めていました。結婚、出産、育児でどうなることかと思いましたが、無事入局できてひとまずホッとしています。入局を決めた理由はもちろん産婦人科に興味かあることも理由のひとつですが、ここのさっぱりとしつつも明るく笑いの絶えない雰囲気が私はとても好きです。今も入局してよかったと思っています。
趣味はバドミントン、お酒、車などなどありましたが、妊娠出産育児ですべて遠のいてしまい、今はこれといってありません。なので今私生活のすべてを占めている育児について少し語ろうと思います。
娘は1歳3ヶ月です。とっても愛らしい娘です。だいたい朝6時半に娘をたたき起こします。寝起きは非常に機嫌が悪いですが、大好きな野菜ジュースを飲むとすぐニコニコです。クッキングマインちゃんを見ながらチーズ、パンを食べ、お着替えします。まだ自分では着替えられません。最近は家を出るとき「バイバイ」としっかり言えるようになりました。保育園は7時20分からですが、少しフライングして行きます。保育園に着いたとたんにうろうろ遊びだします。とても楽しそうです。夜はだいたい7時に迎えに行きます。お迎えに行くと、いつも笑顔で近寄ってきてくれます。帰宅後7時半に晩御飯、8時半にお風呂、9時半就寝を目標に毎日頑張っていますが、なかなか簡単にはいきません。
保育園はとても楽しいようで、全く嫌がったことがありません。私自身は保育園にいった経験は無く母親は家にいるものと思って育ったので、最初はこれでいいのかと悩んだこともありましたが、楽しそうな子供の顔を見ると、こういう環境もありかなと思うようになりました。
そもそも働く理由がそんなに無いことがつらいところで、夫の収入だけでも生活はできるし、家事は山積みだし、積極的に母親が仕事をする理由が見当たりません。でもなぜ働くかというと、やっぱり働きたいからかな、と思います。そんな感じで悩みつつも毎日慌ただしく過ぎていっています。
とにかく今は精一杯頑張りたいと思ってます。役に立てることはまだ何も無く、知識もありませんが、温かく見守っていただけるとありがたいです。