教室員の風景

2013年10月

こんにちは、田中佑治です。
入局させていただいてからはや6ヶ月。ついにこの投稿が回ってきました。
今回はなぜ[①滋賀県]の[②滋賀医大]の[③産婦人科]に入局したか、そして[④余談]について書こうと思います。

①滋賀県
僕は大阪出身ですが、学生として滋賀医大に来てから10年あまり、すっかり大阪の血は薄くなり、滋賀県民になってしまいました。大学一年生の頃は『えらい』という言葉が『しんどい』という意味であるのも知らず、『俺えら(偉い)わぁ』という同級生に『何自慢してんねやろこいつ』と勘違いしていました。あと、環状線の5分おきの電車になれていた自分には電車を待つという感覚もなじみがなく、何度も電車を乗り過ごし待ち合わせに遅刻したものでした。しかしそんなことも昔の話。大学ではmother lakeといわれる琵琶湖で6年間ボートの部活にいそしみ、今となっては滋賀の良いところを自慢したり『甲賀』を『こうか』と読むなんてミニ知識を自慢するまでに成長?しました。

②滋賀医大
そんな自分ですから、就職も迷わず滋賀県の当院を選択しました。また、もちろん村上教授はじめ教室員の皆様に憧れたというのが一番の理由です。産婦人科人口の少ないと言われる滋賀県で、これからも精一杯がんばろうと思います。

③産婦人科
産婦人科に入局したのは、まずは『せっかく医師になったのだから、命をまもりたい』といった意志からでした。命の種を芽生やす不妊治療、命を育て花を咲かせる産科治療、大切な命の花を守る婦人科治療。一人の患者さんの一生を診るといえば大げさになりますが、ライフステージの全てに関われる科は当科だけだと思います。これからも初診を忘れずがんばっていこうと思います。

④余談
今回は最初の寄稿ですのでまずは少々堅苦しいですが自己紹介の代わりとさせていただきました。次回は同期のよもやま話、宴会での失敗などフランクな内容を寄稿させていただきます。乞うご期待!!

PS. 画像は、我らがひこにゃん。蘇生の練習にも大活躍の巻!