教室員の風景

2013年4月

滋賀医科大学産科学婦人科学講座専攻医の木田恵美です。
生まれも・育ちも滋賀県で、癒しの場は琵琶湖の側のなぎさ公園でほっこりすることでした。大学は北九州にある産業医科大学で6年間学びました。九州という土地柄で人は優しく、食べ物もおいしく自然もあふれて大変住みやすい所でしたが、やはり滋賀県が恋しくなって初期研修で帰ってきました。
今年一年は大学病院で周産期・婦人科・生殖医療・婦人泌尿器と多岐に渡る産婦人科の最新の知識や技術を学ぶことができ、大変有意義な1年間でした。指導医の先生方には非常に熱心に教えて頂き産婦人科としてのロジックの立て方から実践まで産婦人科医としての基礎を学ぶことができました。研修医で初めて見学に来た時、医局の雰囲気が非常に暖かく和気藹々としており、活気にあふれている先生方の姿を見て私もここで働きたい!と即決し、本当に滋賀医大に来てよかったなぁと感じています。同期や指導医の先生方に恵まれ、熱心な後輩たちに背中を押されながら充実した日々でした。
私ごとですが、ここ1年間サボっていた趣味をそろそろ再開したいと企んでいます。もともと運動することが好きで、大学からはジョギングが趣味になりました。健康にもよくダイエットにもなり、好きな時間に誰にも迷惑をかけずに靴さえあればできる!これこそまさにこの職業にぴったりのエクササイズだと思っております。目標はフルマラソン完走ですが、まずはここ1年で一回り大きくなり弛んだ体を引き締めることから始めようと思います。
4月からは母校である産業医大で産業医学を学ぶ予定です。臨床からは離れてしまいますが、産業医と産婦人科を融合させて働く女性を応援できるような医師になりたいと思っています。まだ具体的な像は描けていませんが、産業医学と産婦人科の両面からアプローチできるように、与えられたチャンスを生かして精進していきます。
皆様今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(*画像は産業医科大学のマスコットキャラクターのラマティです。ベルナルディーノ・ラマツィーニという「産業医学の父」として慕われている医師をモチーフにしています。ちなみに
産業医科大学では同人物の銅像が建っています…。)