教室員の風景

2015年12月

変化の年

教室員の風景、2度目の投稿となります、医師6年目の吉野芙美です。1回目は入局したての3年目に、日々睡魔と闘っているというようなことを書いていましたが、睡魔との闘いは3年たった今もなお続いています。

2年間の初期研修の後、滋賀医大産婦人科に入局し、1年間は大学病院、その後2年間は市立長浜病院で研修させていただき、今年の4月から大学病院に帰ってきました。大学に帰ることが決まったときから、私は大学院に進学しようと決めていました。後期研修を終えて専門医を取得した今(まだまだ臨床医として未熟ではありますが)、今行っている医療の基盤となる基礎研究に携わることで、臨床的な考察もより深まり、これからの長い医師人生にきっとプラスになるだろうと考えたからです。10月から大学院生となり、まだ研究を始めたばかりで、手取り足取り指導して頂きながら、実験手技もおぼつかない段階ですが、もっと主体的に研究に取り組めるように勉強していきたいと思います。

プライベートでは、先月入籍し、岩松から吉野に名前が変わりました。出会いがない、男の先生はモテていいよねー、等々とぼやきながらなんとなく30歳を過ぎ、もう自分が結婚することはないんじゃないかと思っていた頃、研修先で今の旦那さんと知り合いました。そこからトントンと話が進み、出会って約半年で結婚しました。1年前の自分からは想像もしなかった展開ですが、いい人と出会えて本当に良かったと思う今日この頃です。

写真は今年の夏休みにバリに行ったときの写真です。いろいろ観光するのもいいですが、旅先でのんびり過ごすのも、また贅沢ですね。