教室員の風景

2015年6月

明日は明日の風が吹く

前号に引き続きまして、この春から新しく入局させていただきました 全 梨花(ぜんりか)です。お産あり、手術あり、笑いありの充実した毎日で、あっという間に2ヶ月が過ぎました。私の出身は京都で、学生時代は京都から滋賀医大まで通っていましたが、大学卒業を機に滋賀で一人暮らしを始めました。滋賀県はのびのびとしていて、慌ただしい研修医生活も楽しく過ごすことができ、晴れて4月からは産婦人科専攻医として日々勉強させてもらっています。
大学入学時より漠然と産婦人科医になりたいという憧れがありましたが、いざ学生生活が始まると、柔道や園芸と部活動に励み、勉学はテストに追われる日々となりました。大学4年生になり、産婦人科の系統講義があり、社会医学フィールド実習で子宮頸がん検診・ワクチンの高校生への啓発教育を行ったことで、産婦人科に興味を持つようになり、将来は産婦人科医になろうと思いました。
滋賀医大産婦人科のアットホームな雰囲気と真摯に臨床に取り組む先生方の姿を見て、入局を決めました。
私のモットーは「明日は明日の風が吹く」です。体力と元気が取り柄で、まだまだ反省ばかりの日々ですが、1日1日積み重ねて成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

P.S.

ゴールデンウィークには休みをいただき、京都市動物園に遊びに行きました。小さい頃からゾウが好きで、この春にラオスから来た4頭の子ゾウに会いに行きました。京都市動物園はゾウの繁殖プロジェクトに取り組んでおられるとのことで、産婦人科医としても注目していきたいと思っています。写真は以前から京都市動物園にいるおばぁちゃんゾウの美都のおしりです。