教室員の風景

2017年1月

TOKYO

遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます。平成20年卒の三ッ浪真紀子です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年4月より国内留学という形で東京の港区にある山王病院で生殖医療を学んでいます。生殖医療はとても難しいですが、やりがいがあり、面白い分野です。私が働いているリプロダクション・婦人科内視鏡治療センターには男性不妊外来も開設されており、泌尿器科の先生と産婦人科の先生が一緒に外来診療にあたられております。産婦人科にいると女性患者さんを診察することがほとんどですが、不妊治療において男性側の診察ももちろん重要です。産婦人科は男性にはなかなか来にくい科かもしれませんが、カップルで治療内容を共有することは治療のストレス軽減にも繋がるので、そういった知識が普及するよう啓発を頑張りたいと思います。
さて、東京生活ももうすぐ2年です。滋賀県の東近江市から麻布十番に引っ越したのであまりの都会っぷりに最初は戸惑いましたが、やっと慣れてきました。自宅から病院まで2.3㎞の間に六本木ヒルズ、テレビ朝日、東京ミッドタウン、乃木坂などがあり、帰宅時は東京タワーを見ながら帰ります。東京タワーは最初、新参者への圧迫感を感じて少し苦手でしたが、最近は優しく温かく見守ってくれるので見かけるとほっとします。
東京は便利でイベントも多く、様々な職種の人に出会うことができました。海外の方も多いので英語を使用する機会にも恵まれたのは個人的にはとても嬉しかったです。ただ、常に人が多く落ち着かない面もあるので、滋賀でほっこり過ごすのが私には合っているのかなぁと思います。
東京で得たたくさんの経験を滋賀での医療に生かしていきたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。