教室員の風景

2017年9月

喜多伸幸教授就任祝賀会

この度、喜多伸幸先生が、平成29年5月17日より滋賀医科大学医学部看護学科臨床看護学講座母性看護学・助産学教授に就任され、7月1日にホテルボストンプラザ草津にて就任祝賀会が開催されました。

湖翔会理事長野村哲哉先生の開会の辞から始まり、乾杯は喜多先生と親交の深い江口豊教授にしていただきました。祝辞は野田洋一名誉教授、喜多先生の野球部時代からの先輩でもある辻川知之教授、尼崎総合医療センター廣瀬雅哉部長から頂戴しました。参加者は60人を超え、村上節教授の閉会の辞をもって盛況のうち会を終了しました。

会の中では喜多先生のこれまでの数々のエピソードが語られました。輝かしい野球部時代の栄光、数年前に行われた近畿産婦人科野球大会での名誉の脊椎損傷、そして頸椎手術からのカムバック。病棟医長時代のエピソード(学会パチンコ事件、凝固系の講義専攻医誰もついていけなかった等)。また祝賀会では語られなかった(語ることのできなかった)数々の伝説があり、このように医局員一同から慕われている喜多先生が教授になられたことは、当講座にとっても非常に喜ばしいことだと思います。

先日、外勤先で当直をしていると、滋賀医大の助産学生が喜多先生とともに助産実習をしていました。「今までは産婦人科医として分娩に立ち会ってたけど、助産師の視点で分娩にかかわると全然ちがう。分娩後はそうじもせなあかんのや」と夜中ほとんど寝ていないのにハイテンションで語られていました。まだ教授に就任されて日も浅いのに学生と友達のような関係を築いていたのも、喜多先生の人柄がなせるわざだと感服しました。(学生は先輩助産師に友達じゃないんだからと注意されていました。)

今後は教授として多忙な日々が待っていると思いますが、時間があればぜひご指導・ご鞭撻を賜りたく思います。この度は教授就任誠におめでとうございます。

文責 脇ノ上 史朗