教室員の風景

2019年7月

『趣味』

ある辞書によると、「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。」とされている。その他にもいくつか意味があるが、この意味の『趣味』について述べていきたい。

「趣味は何ですか。」
日常会話において、初対面などでよく聞かれる言葉・質問である。
この質問に対して、最近まで次のように答えていた。
「趣味・・・。特にないと思います。」
決して、好きなものや楽しみがないわけではない。
音楽を聴くのも、映画を観るのも好きであるし、スポーツ観戦やドライブ、旅行なども好きである。特にどれかを選べと言われても、どれも好きだし、どれかが特別というわけでもなく選ぶことができない。そのために、「特にない。」という返答になっていたのだと思う。
しかし、最近になって、きっとこれが『趣味』なのではないだろうか。というものがはっきりしてきた。

『食事』

ある辞書によると、「栄養をとるために、習慣的に毎日何度か物を食べること。」とされている。その意味を超えて『食事』をすることは楽しみである。そういう意味で、『趣味』なのだと思うように至った。
友人と、「このお店が美味しかった。」や、「そのあたりで目的にあった飲食店でいいとこない?」などの話になると、「そのお店行ったことある。」や、「A店とB店、C店がおすすめ。」などと答えることがしばしばあることに気がつく。
基本的に外食も好きで、現状でも行ってみたい飲食店が自分の中で順番待ちをしている。
なぜ順番待ちをしているかと言うと、多すぎて回れない、好きなお店には何回も行きたい、ということも大きいが、やはり先立つものが・・・ということであろう。周囲と比べると明らかに貯金ができないようである。

『食事』とは、「栄養をとるために、―。」
果たして、栄養となっているのか。心の栄養にはなっている気がするが、懐の栄養にはなっているかは微妙である。

写真は、先日に滋賀医科大学産科学婦人科学講座のある先輩が食事をされたお店での一枚である。このお店、本当に美味しい。ひとに教えたくないが知ってほしい、お気に入りの一軒である。心当たりある方は産科学婦人科学講座 山田まで一報ください。お待ちしています。