教室員の風景

2021年5月

「時代の変化」

みなさんこんにちは。H14年滋賀医大を卒業した辻と申します。卒後年数からいうと医師として中堅になってきた頃でしょうか。滋賀医大を卒業後、県内の病院(市立長浜、公立甲賀、高島市民)で勤務したり、国内留学として国立循環器病研究センターで胎児心疾患を学びに行ったり、基礎研究を深めるべくスウェーデンにあるカロリンスカ研究所に2年ほど海外留学したりと充実した医師生活を送らせて頂いております。職場・職歴は様々変化したものの、基軸は常に母校である滋賀医大にあり、学んだことを母校の発展および滋賀県の方々に最善の医療を提供すべく仲間とともに奮闘しています。


当校周囲も変化が出てきました。写真は当校の正門前で行われている工事の風景です。滋賀医大の正門は山に向いて立っています。しかし、最近急に目隠しの板ができたなと思ったら重機が次々に入り、何かしらの工事が実施され山が開拓されていきました。この工事について調べると、どうやら2024年の第79回国民体育大会・第 24 回全国障害者スポーツ大会にむけて新県立体育館(滋賀アリーナ)が建設されているということでした。この大会が行われる頃にはさすがにコロナ騒ぎも収束していることでしょう。今まで、山の中にある滋賀医大というイメージが少し変わりそうです。大学病院自身も、2026年には新病棟ができるようです。医療スタッフも病院もその周囲もどんどん変化し成長します。自分もこの変化から取り残されないように成長しなければと思う一方、そんな我々と一緒に成長したいという産婦人科医を志す先生方の入局をお待ちしております。