教室員の風景

2018年6月

「女性ヘルスケア」

10年目の樋口明日香です。婦人科として現在大学病院に勤務しております。婦人科は皆様ご存知のように幅広い分野を担っております。思春期、月経不順、更年期、月経困難症、骨盤臓器脱、性感染症などいろいろありますが、それらは最近女性医学という分野として認知されてきています。2年ほど前に日本産科婦人科学会の女性ヘルスケアアドバイザーを取得しさらにその分野への興味がわき日々の臨床に活かしていければと思っています。

プライベートな話にうつります。数年前、他病院で勤務中のことです。実妹がなぜか独身である私の家に里帰りをして私の勤務する病院で出産いたしました。その際うまれた姪っ子にうまれてから今もずっと貢ぎ続けております。去年NHK「おかあさんといっしょ」に姪っ子が出た時のTV録画を見続けるほど溺愛しております。

姪が3歳になったころのことです。「ママにはパパがいて、じぃじにはばぁばがいる。でもなんで明日香は一人なん?」と聞かれ、改めて独身であることを再認識させられました。その時には数日間叩きのめされた気分になっていたのですが、4歳になると「明日香みたいな一人もいいかもしれない。将来大人になったら明日香みたいなお医者さんになるわ」と言っていました。どうやら家庭へのしがらみもなく毎日楽しそうに働いているように彼女には見えるようです。ロールモデルとしては間違っている気もしますが。。。

もちろん彼女の見立て通り現在楽しく働いております。今後のライフワークとして女性が生き生きと過ごせるように女性ヘルスケア、自分自身のことも含めて極めていければと思っております。

写真は以前姪っ子と甥っ子とその両親とさらに私の両親でグアムに行ったときのものです。