すでにご存じの通り、平成22年度から初期研修制度が新しくなります。

これに伴い、将来滋賀医科大学産婦人科の入局を考えている皆さんに一言アドバイスを申し上げます。

新・初期研修制度では必修科が減り、その分自由選択科として将来の専攻科を経験することが出来る期間が増えました。滋賀医科大学では、標準型研修プログラム(Aプログラム)、周産母子研修プログラム(Bプログラム)、2年目協力型病院コース(Cプログラム)を用意していますが、2年間の間に最大12.5ヶ月の産婦人科研修が可能となります。

滋賀医科大学産婦人科では、この期間を3年目からの所謂後期研修とシームレスに移行させることが出来ますので、計画的に、周産期医学、生殖内分泌学、婦人科腫瘍学、低侵襲手術学など、大学病院ならではの産婦人科領域を研修することが可能です。言い換えれば、初期の2年間で基本を終え、3年目から産婦人科医として歩み出し、4年目からは自信を持って一般診療に従事出来る医師の育成を目指します。

皆さんの前途には、経験を積んで一人前になること、専門医を取得すること、さらに専門領域を研鑽することの他、医学博士を取得することや留学を経験することなど、輝かしい数多の未来が待っています。若いうちに一歩先んじることは、それだけ未来の可能性を開きます。卒業後の人生設計を考えれば、のほほんと構えている余裕はあまりないことに気付くでしょう。他施設で2年の初期研修を経てからのスタートは、丸1年遅れることになりかねません。

以上のことから、将来滋賀医科大学産婦人科に進もうと考えている皆さんには、是非滋賀医科大学医学部附属病院で初期研修をスタートすることをお勧めします。

少年老い易く学成り難しというのは至言です。

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見学は随時受けつけておりますが、月曜日と木曜日にミーティングを行っておりますので、とくに一泊二日の場合には、月〜火、あるいは水〜木の組み合わせが有意義だと思います。