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産科診療

妊婦健診

妊娠初期検査が終了すると、一般的には4週間に1回、妊娠24週以降は2週間に1回、妊娠36週以降は毎週、妊婦健診を行っています。妊娠中期には妊娠糖尿病のスクリーニングの検査もあります。
また安全なお産を願う方に、妊娠リスクが自己判定できます。
妊娠リスクスコアはこちら

里帰り分娩

当院での里帰り分娩を希望される方は、妊娠30週から32週までに一度受診をお願いします。そうでない場合にはお受けできないこともございます。大変申し訳ありませんが、早めの受診をお願いいたします。

合併症妊娠

当院は地域周産期医療協力病院であり、すべての診療科を有する大学病院ということで、さまざまな病気を持ちながら妊娠される方が多く来られます。
関連する他診療科との連携をはかり、必要に応じて健診回数を増やしたり、入院をお勧めしたりすることもありますが、皆様に安全な妊娠〜分娩経過をとっていただくためですので、ご協力をお願いします。

分娩に関して

陣痛室から分娩室まで、赤ちゃんの心拍モニターを適宜使用し、安全にお産をして頂けるよう見守ります。ご希望があればご主人様の立ち会いもしていただけます。
医学的に必要のある場合を除いて、現在無痛分娩は行っておりません。
また、医学的に適応のある場合は分娩の誘発または促進を行います。

マタニティクラス

前期(26週まで)と後期(24週から)で、1回ずつ、前期は第2土曜日、後期は第4土曜日に行っています。立ち会い分娩をしていただくのに出席が必要というわけではありませんが、ご夫婦での参加を歓迎します。

胎児超音波専門外来

完全予約制で、十分に時間をとって胎児診断を行う専門外来を開設しております。この専門外来は、原則として、他院で妊婦健診通院中に胎児の精密超音波検査が必要とされた方を対象にしておりますので、現在通院中の病院から当院地域連携室を通して予約をお取りください。また、紹介状をご持参願います。
 胎児超音波専門外来 毎週水曜日15:00~17:00(完全予約制)
 前期(22週未満)5550円+初診料2700円
 後期(22週以降)7300円+初診料2700円

助産師外来

当院の助産師が、妊婦健診をはじめ妊娠中から産後の乳房マッサージや育児相談まで、様々な内容に対応させて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
 助産師外来 毎週水曜日9:00~16:00(完全予約制)
月曜から金曜日の午後2時から4時までの間に、産婦人科外来受付(TEL 077-548-2576)に連絡し、予約をお取り下さい。

院内助産所

大学病院内で安全で快適な出産を目指します!
 当院の助産師が、妊娠、出産までじっくり関わらせて頂きます。
正常な妊娠経過をたどっている方を対象にしています。
(院内助産所での規定を定めています。)
6A病棟・臼井まで(077-548-2674)お気軽にお問い合わせください。

産科医療保障制度

平成21年1月1日分娩の方から、赤ちゃんに何らかの後遺症などが残った場合、一定の条件の下で医療費などの補助が支給される産科医療補償制度が運用開始となりました。当院はこの制度に参加しておりますので、当院で分娩される方は登録をお願いしております。

無心体双胎―TRAP sequence―に対するラジオ波焼灼術について

妊娠したと思ってみてもらったら双子ちゃんだった!
うれしい驚きですが、そのふたごちゃんについて少し説明します。
双胎妊娠(ふたご)は膜の数によって分類することができます。
膜とは胎盤を構成する絨毛膜と赤ちゃんを包む羊膜の二つです。
絨毛膜が二つなのか一つなのか、絨毛膜が一つなら羊膜は二つなのか一つなのかによってかわります。

  • 二絨毛膜性二羊膜二絨毛膜性二羊膜
  • 一絨毛膜性二羊膜一絨毛膜性二羊膜
  • 一絨毛膜性一羊膜一絨毛膜性一羊膜

このうち、一絨毛膜性双胎の一人に心臓(または上半身)が形成されないような奇形が起こった場合を無心体双胎と言います。一絨毛膜双胎の1%、約35000出生に1つの確率で起こります。
 一絨毛膜性双胎では胎盤を共有するため、正常の赤ちゃんと無心体との血管吻合が起こることがあります。そこに血流がなければ無心体が大きくなることもなく、正常の赤ちゃんに負担がかかることは少ないと考えられます。
 しかしそこに血流が存在すると無心体には心臓がないため、健常な赤ちゃんから送り込まれる血液で無心体が成長することになり、二つの体を成長させるため、健常児の心臓には大きな負担がかかり心不全となります。
また、無心体側の羊水過多を起こすこともあり、早産の危険性も高まります。
無心体が成長したままで経過すると、75%から90%の確率で予後不良といわれています。
 そこで、無心体双胎に対する胎児治療が行われるようになってきました。

当科では、左の図のように超音波による観察下に無心体の臍帯付着部の血管をラジオ波で凝固させるというラジオ波焼灼術を、倫理委員会の承認のもと臨床研究として行っております。